【中学受験】その3 「塾を選ぼう!」

中学受験

一番大事なのは「本気で教える塾」か

 「中学受験する」と決めたら、次にぶつかるのが塾選び。どこに通わせるかで、その後の2年間が変わると言っても過言ではありません。親としては「どこが一番いいの?」と不安になりますよね。

大手?地元?

 受験校の種類によって、塾選びも異なってきます。大まかに分けて2種類

  • 国立・私立・・・大手4塾(日能研・四谷大塚・SAPIX・早稲田アカデミー)など
  • 公立中高一貫・・地元密着型の塾

 国立・私立は、大手4塾などがやはり強いですね。逆に地元密着型の塾は、最初から地元の公立に特化して差別化しているようです。
それもこれも国立・私立・公立で出題傾向が異なるため、例えば私立・公立の両方を受験する場合は、勉強量(覚える量など)が膨れ上がってしまいます。地元密着塾は、データ・分析で大手に負けるので、公立に特化し集中する戦略です。いい作戦と思います。

実際、どこがいいの?

 では、2年間で200万円以上をかけてどの塾に子供を預ければいいのか?
答えは実際に塾に行ってみて、話を聞くことです。私は会社帰りに子供の塾を決めるために5社ほど訪れて、先生から話を聞きました。
 塾って22時ぐらいまでやっているので、夜遅くても普通に対応してくれるんですよ。すごい業界です。しかも、通っている他の子の状況を肌で感じられるので、自分の子が通った場合の相性なんかも予想できます。実際は学校選びと塾選びは同時進行で行っていました。

 大手4塾のある先生とお話をした時、「うちは難関国公立や御三家を視野に入れています」「あなたのお子さんは次5年生なので、4年生から始めないので厳しいです」とはっきり言われました。
 あ、これ、諦めさせようとしている。確かに3年かけて勉強するのを、2年間でやるのは厳しいかもしれませんね。悔しいので「小学5年生から受験勉強を始めて合格する子もいるはずですが、その子はどういう勉強をしたんですか?」と聞き返したら、「そう来るか」と回答に困っていました。
 ただまぁ、他の子の1.5倍勉強させるのもしんどいだろうし、その先生も辛い目に合わせてまで落ちる可能性が高い道を歩かせるのは、心苦しかったのでしょう。可能性ないよとばっさり切り捨ててくれたことは、なんて優しい先生だと思ったものです。こうして国立や私立の受験は諦め、小学5年生でも間に合う公立中高一貫の受験を決めました。
 このように実際に塾を訪れて、話を聞いて選択材料が得られたのは、非常に有意義でした。

地元の塾選び

 目標を公立中高一貫に絞れたので、次にどこの塾がベストか考えました。

  1. 公立中高一貫の定員は決まっている
  2. その合格者数が多い塾ほど、合格ノウハウを持っているはず
  3. 合格者数は塾が自慢したいところなので簡単に情報が手に入るはず
  4. 調べてみたら、ここら辺では大本命A塾と対抗B塾の2強なんですね

 私は行動力だけはあるので、そのA,B両方の塾に(アポなし突撃訪問で)行って、先生に話を伺いました。核心の情報だけ欲しかったので、ストレートに「A塾、B塾のどちらを選ぶか迷っています。ライバル塾にはない貴塾の強味は何ですか?」と質問しました。
 答えを簡単にまとめるとA塾は長年の合格実績に基づくテキストの作りこみ、B塾は生徒を厳選した少数精鋭型でした。結論としては、A塾に決定しました。B塾は中学受験を最近始めたので、着実な実績を積みたいため、頭のいい子を厳選していることがうかがえましたね。うちの子は平凡ですので、B塾に引っかからないと思い、A塾のノウハウで鍛えてもらうことにしました。

 さぁ、中学受験を決めた、学校を決めた、塾を決めた。ここからが長い受験勉強の始まりです。
次回、【中学受験】その4 「塾に任せるだけじゃダメなの?」をお届けします。

ちょっとCM。早稲田アカデミー、日能研、SAPIXの3社をアポなし突撃訪問しましたが、早稲田アカデミーで対応してくれた先生がロジカル派で好きです。塾説明会も参加しましたが、体育会系なのが私の性格に合っていました。

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